オーガニックアロマ(ヴィアローム)

オーガニックアロマ「ヴィアローム」について【第1話】

いよいよ、当サロンの代名詞とも言える、オーガニックアロマ「ヴィアローム」についてお話ししていきたいと思います(^^)/

まずは、そのためにも、「アロマオイル」について改めて整理する必要があります。

皆様は、以下の違いがわかりますか?

  • アロマオイル
  • ポプリオイル
  • エッセンシャルオイル
  • 精油
  • フレグランスオイル

よく違いがわからずに、つい混同して使いがちな言葉だと思うのです…(>_<)

精油とエッセンシャルオイル

精油とエッセンシャルオイルは、日本語か英語かという違いだけで、同じものです。

エッセンシャルオイル(精油)とは

エッセンシャルオイル(精油)とは、植物の中に存在する、香を放つ物質(芳香物質)のみを、純粋に抽出したものです。

したがって、【100%天然のもの】です。
→ つまり、「エッセンシャルオイル」または「精油」という表記は、【100%天然のもの】にのみ 許されています。

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイル

この違いがとても大切なところなのです(^^ゞ

似て非なるものですので、

  1. 成分
  2. 用途
  3. 価格

の3つにわけて詳しく見ていきましょう。

1、成分の違い

エッセンシャルオイル(以下、精油)とは、【100%天然のもの】でしたね。

逆にいえば、

  • 100%天然でないもの
  • 合成の香が混ざっているもの
  • 100%化学香料のもの

には、「エッセンシャルオイル」または、「精油」という商品名は付けられません。

ですので、

  • アロマオイル
  • ポプリオイル
  • フレグランスオイル

などの表記になります。

➡しかし、アロマオイルはあくまで、雑貨のカテゴリー。「エッセンシャルオイル」「精油」「オーガニック」「100%」と表記されていても、厳密性にかけるのが実情です。中国産が悪いわけではありませんが、信頼できる産地の素材を使用し、安心できる工場で産出されている雑貨商品が、世界にどれだけあるでしょうか…。基準の一つとして、国内外で信頼性の高い認定機関からの認証を受けていることが上げられます。

 

2、用途の違い

エッセンシャルオイル(精油)とそれ以外では用途も変わってきます。

「時々、短時間で香りを気分転換に楽しむ」
程度でしたら、エッセンシャルオイル(精油)もそれ以外でも問題ありません。

✓しかし、呼吸器系から循環器系そして全身へと巡ることを考えると、エッセンシャルオイル(精油)以外のものを長期にわたり使用することはあまりオススメできません。(>_<)

✓一方、エッセンシャルオイル(精油)は、お風呂に入れて、アロマバスを楽しんだり、ベースオイルに薄めて、アロママッサージを楽しんだりする事も可能です。(^^♪

精油の楽しみ方

●精油は、成分によって【作用や効能】が期待できることが特徴です☆

●精油以外のものをスキンケアに使用したりすると、肌荒れの原因にもなりかねないのです。

➡アロマは、皮膚からより遥かに多くを、呼吸から体内に取り入れると言われています。エッセンシャルオイル(精油)以外のものを、長期継続的に吸引し続けることによる体内での科学反応はまだまだ未解明の点が多いのが実情です。呼吸から体内へ入り細胞へ働きかけることを考えると、安心できる製品であることが最も大切だと考えます。

 

ヴィアロームについて【第2話】

では、第1話の続きです☆

アロマとエッセンシャルオイル(精油)

前回は、【ヴィアローム】について知るために、アロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)の違いについて、1、成分。2、用途。まで見てきましたね。

今回は、「3、価格の違い」からのお話しです(^^)/

3、価格の違い

『エッセンシャルオイル(精油)は、貴重な100%天然オイルですので、高価です。』

精油が高い理由は、膨大な量の植物から少量の精油しか抽出できないからです。例えば、ラベンダー1リットル(1㎏)の精油を抽出するためには、150kg以上のラベンダーの穂先が必要になると言われています。

また、最も高価な精油として知られるローズオイルの場合は、1滴を抽出するために、バラの花50個前後(65,000個のバラの花からわずか15グラム)が必要になると言われています。数千円する豪勢なバラの花束をもってしても、その花束からはわずか1滴の精油すらとれないのです。

出典:アロマテラピーショップ夢工房

精油の収油率(しゅうゆりつ)とは

オレンジなら皮から、ローズなら花からというように、精油が含まれる部位や量は植物によって異なります。

少し専門的な言葉ですが、植物から抽出できる精油の量の割合のこと収油率(しゅうゆりつ)と言います。

収油率は、精油の量を分子に、植物の量を分母にして計算しますが、この値が低いほど精油が採りにくいということになり、価格も一般的に高価になります。

そして、収油率は精油を抽出する時期によっても変わります。例えば、ラベンダーなら開花直後の7月中旬から下旬ごろ、クラリセージなら開花後期の6月下旬ごろに高い収油率を示します。収油率は植物の産地、季節、蒸留する会社の経験・ノウハウなどによっても変わりますので、おおよその目安としてお考えください。

  • ユーカリ(グロブルス)2~3%
  • ラベンダー 0.6~0.7%
  • ローズ 0.01~0.06%

しぜん、価格も、それに反映されています。

『精油は大変貴重なものです。精油になる前の植物の姿を頭に思い浮かべつつ、大切に利用しましょう☆』

出典:アロマテラピーショップ夢工房

低価格のオイルは?

雑貨屋さんなどで見かける、低価格のオイルは、精油(天然オイル)ではなく、化学合成された合成香料がほとんどだと言われています。(>_<)

よくみると、「アロマオイル」「フレグランスオイル」などの、ラベル表記になっているとはず。

『精油に含まれている様な成分はありませんので、アロマテラピーでうたわれている様な薬効に近い効果は、到底期待できないのです…(>_<)』

偽和(ぎわ)ってなに?

精油の価格が高いということは、「何とか安く調達して利ざやを増やせないか」と考える輩が出てくるのもある意味当然なことかもしれません。

フランスにおける真正ラベンダーの生産量は1967年から98年までの30年間で85%も減っていますが、ラベンダーオイルの流通量はむしろ増加しています。これには、ブルガリアやオーストラリア、日本など、他の地域での栽培が増えていることももちろんありますが、なんらかの方法で水増ししたラベンダーオイルが相当量流通していると考えるのが自然でしょう。

天然の精油に他の安い精油を加えるなど、なんらかの人為的な偽装をすることを偽和と言います。ローズにパルマローザ、ラベンダーにラヴァンジンといったように、香りや成分の似た安価な精油を加えて水増しするケースが多いようです。

なにしろ香りも成分も似通っているわけですから、よほどの特徴成分でも含まれない限り偽和された精油を見つけることは困難です。残念なことではありますが、利用者の側である程度の自衛をするしか方法はないでしょう。できるだけ信頼できる会社を選ぶ、安すぎる精油は避けるなどが必要になってきます。

出典:アロマテラピーショップ夢工房

一概にエッセンシャルオイル(精油)が良くて、アロマオイル(その他)が悪いという事ではありません。

しかし、美容・健康増進を目的とするならエッセンシャルオイル(精油)がおすすめです。

アロマオイルは気分転換には良いけど、長期継続使用には疑問が残ります…。

『無害(極短期的な吸引…)なことと、美容、健康効果を期することとの間には雲泥の差があるのが現実なのです。』

偽和(ぎわ)について
偽和(ぎわ)について、良く言えば、ブレンド。悪く言えば、水増し(みずまし)です。そもそも、偽和(ぎわ)という言葉自体、悪くいうときの表現ですね。

 

ヴィアロームについて【最終話】

今まで、第1話、第2話と、アロマオイルとエッセンシャルの違いを中心に見てきましたね。

ここまで見てきた皆様は、もうお気づきでしょう✨

当サロンは普段、ハーモニーアロマや、オーガニックアロマと言っていますが、正確には、ハーモニーエッセンシャルオイル、オーガニックエッセンシャルオイルと言うべきお店であることを(^_-)-☆

ただそこは、余り堅苦しくせずに、簡単に親しみやすく、あえて「アロマ」とさせていただいています(__)

なぜなら…

たしかに、「ハーモニーアロマ」は、身体に直接触れるものにこだわった、オーガニックな高級サロンですが、それ以上に、老若男女全ての方に親しまれるサロンでありたいのです。

「全ての方にアロマボディーを。」というのが変わらぬ思いなのです。

ともあれ、厳密には、ハーモニーアロマの使用オイルは、当然、エッセンシャルオイル(精油)なのです(*^^*)

エッセンシャルオイルについて

さてさて、最終話の今日は、数あるエッセンシャルオイルの中でも、【ヴィアローム】の魅力とは何なのか…?についてお伝えしてゆくのでしたね(^^)/

今まで、少し教科書的な説明で、アロマの基礎を勉強してきました。

今回は、今までのまとめです☆

ざっくばらんに、話口調で分かりやすくお伝えしたいと思っています。(^^)

95%は偽物!?

ではまず。

そもそも、「エッセンシャルの95%は偽物」と言われています。

えっ、ちゃんと表記されているのに…?

「そう、アロマはあくまで雑貨のカテゴリー。実は結構適当なのです。」

たとえば、中国産だったり…。

実際、産地や、工場まで表示されているアロマがまず少ないですよね。(>_<)

仮に表示されているとしても、前回、第2話でお話しした、疑和(ぎわ)という手法が当たり前に行われていることについては、精油本来の稀少価値を考えると納得いただけると思うのです。

エッセンシャルオイルの95%が偽物…

そう言われてみたら、100均や、雑貨屋さんで安いアロマが溢れている理由を、納得いただけたと思います。

ヴィアロームの魅力

ネリーグロジャン博士

ヴィアロームは、ネリーグロジャンというフランスの女性自然療法士が、自ら世界各国から厳選した素材選びにこだわったオーガニック植物のみを使用、あるいは、博士自身の庭から採れたオーガニック植物のみを使用して作られたものです。

ネリーグロジャンについて詳しくは以下のブログをどうぞ☆

ネリ―グロジャン博士とは。【情熱の自然療法家の素顔】

エコサートの認定

ヴィアロームは、エコサートの認定を受けている数少ない、エッセンシャルオイルです✨

ECOCERT(エコサート)とは、フランスの国際有機認定機関です。 ヨーロッパで規定されているオーガニックの基準を満たしているかを厳しく検査し、 認定を行なう第三者機関です。

オーガニック認証団体の世界基準とも言われ、国際的な第一級の有機認定マークのひとつとして、高い評判と信頼を得ています。 国際有機認定機関としては、世界最大規模の団体です。

出典:オーガニックコスメ認証とは

抽出方法

ヴィアローム開発者ネリーグロジャン博士

ヴィアロームは、抽出方法にも、とことんこだわります。

『アロマ』エッセンシャル(精油)とは、植物の一部に他なりません。当然、植物から抽出されるものです。

つまり、良質のエッセンシャルオイル(精油)か否かを決めるには、産地、そして、抽出方法が大きなポイントになるのです。

ここで、『アロマ』エッセンシャルオイル(精油)を抽出する方法として、最も多用される、水蒸気蒸留法について少しご説明しますね。

まずは、以下をご覧ください☆

水蒸気蒸留法について
「水蒸気蒸留法」は10世紀~11世紀ごろには既にその方法が確立されていた歴史の古いものです。多くのエッセンシャルオイル(精油)がこの方法で抽出されます。

原料植物を蒸留釜に入れて、そこに水蒸気を送り込みます。すると植物中にある精油成分が遊離、気化し、水蒸気と一緒に上昇します。この精油成分が混入した水蒸気を冷却層で冷却すると、液体に戻りますが、エッセンシャルオイル(精油)は水には溶けない性質を持ち、水よりも軽い(一部の精油は水より重い)ため、水とエッセンシャルオイル(精油)の2層に分かれて溜まります。

ここから水と分離して取り出すことにより、100%純粋の精油(エッセンシャルオイル)を得ることができます。

分離された水には、水溶性の芳香成分と微量の精油が残っており、芳香蒸留水(フローラルウォーター)として利用されます。

出典:tea-treeの森『エッセンシャルオイル精油の基礎知識』

という方法なのですが。

世のほとんどの『アロマ』エッセンシャルオイル(精油)は、100度程度で加熱することで、取りだしています。

※しかし、食物に含まれる大切な微量成分の多くは、60度~100度前後で失われてしまうのです。(>_<)

ヴィアロームは、60度前後で時間をかけて、じっくり低温で抽出しているのです。だから、有効成分がちゃんと残っています✨

ですので、借りに同じグレードの厳選されたオーガニック植物を使用したエッセンシャルオイルがあっても、実際の製品中に残る有効成分には大きな差があるのです。

オーガニックの意味

そもそもなぜ、オーガニック植物が注目されることになったのでしょう?

ここで皆さんは、野菜に含まれる栄養素が昔に比べて激減しているという話をご存じでしょうか

以下は、文部科学省が発表した『日本食品標準成分表』の数値になります。

【ほうれん草100gに含まれているビタミンCの量】

  • 1950年…150mg
  • 1982年…65mg
  • 2000年…35mg

50年間で約1/5に減少しています。

ほうれん草では、ビタミンCだけでなく、鉄分も約1/5に減少しています。

また、その他の野菜でも、少なからず栄養素が減少していることが数値で示されているのです。

もちろん、一概にこのデータを鵜呑みには出来ない点もあるので、そこはご安心を(^^)
[たとえば、旬の問題。(一年中旬を無視して、どの野菜も作れるようになった) たとえば、栄養分析法の昔と今の違いの問題。]

ただ、農薬の本当の恐ろしさは、まだまだ未解明な点が多く、しぜん、オーガニック製品に注目が集まってきたのです。

オーガニックアロマと農薬

農薬とは、虫を殺すものです。

微量な農薬でも、体内に食物と共に入れば、血を巡り、体中の細胞に巡ります。

我々は、人として一人でも、小さな無数の細胞組織の集合体に他なりません。

その小さな細胞は、農薬の影響を多大の受けるのです。

そして、ダメージを受けた細胞が壊れ、正常に修復されなかった時に、ガン細胞ができると言われてるように、細胞レベルで考えた時に、農薬の影響というものが決して小さなものでないことに気が付くのです。

…すみません。

最後少し、シリアスな方向にいってしまいましたが、あまり心配なさらないでくださいね。(__)

私達の体では、どんなに健康な人でも毎日、ガン細胞が生まれては消え、生まれては消えを繰り返しているのです。

だから、きちんと免疫力を維持する生活を心がけましょうね(^_-)-☆

それに、ストレスほど、全てに影響を与えるものも他にないのですから。

 

最後に

ヴィアロームのエッセンシャルオイル(精油)の、素晴らしさが少しは、伝えられたと良いのですが…

本当は、ヴィアローム。

香りが全てを物語っています。

植物のエネルギーが凝縮された、濃厚なのに素朴な、自然の力強い香り…。

『実際に、体感していただくことで全てが伝わります。』

実は、ただこの一言を言うために、ここまで書いて来たように思います。(*^^*)

香りの素晴らしさを言葉で伝えることって本当に難しい…(^^ゞ

是非、1度、本物のエッセンシャルオイル(精油)の香りをご体感くださいね☆