ローズマリー×ローズウッド使用の実例
使用アロマ | ローズマリー ローズウッド |
コース | アロマボディ60分 |
お客様 | 20代の女性 |
お悩み | 主に上半身のお疲れ |
施術 | 気血の流れを促すようなトリートメント |
背景
前回施術させて頂いた時の、お疲れの場所がなんとなく印象に残っていたお客様のお話しです。
「本日はおカラダの状態はいかがですか?」
すると、やはり記憶通りのお答え…
『肩、首、背中・・・』
主に上半身のお疲れが気になるご様子でした。
精油を選びながら、
「冷えはございますか?」
『そうですね…特に末端ですかねぇ』
「コリの痛みはございますか?」
『痛いというか、結構慢性的になってます』
「お好みの香りはございますか?」
『あまり、甘過ぎない香りがいいです』
ご返答から、お好みそうな精油を5種類並べ、香りはもちろん効能もご説明しながら選んで頂いたものが…ローズマリーでした!
当店は、22種類の精油を常時取り揃えております☆
その中で、今回は、ブレンドをオススメしました(^^)/
ローズマリー特有の〝スッキリしたスーッと〟鼻に抜ける香りを生かす精油として、ローズウッドをこの日ブレンドしました。
施術
施術を始めて20分、左半身を終えるとお客様が「なんだか、左側が軽い!」
と、うつ伏せの状態からお顔をあげてご感想を伝えて下さいました。
凝り固まっていて、滞っていた血流もスムーズになったからでしょうね(^o^)/とお伝えし、右半身~全身施術という流れで終了。
【若返りのハーブ】とも
ローズマリーは刺激が強い精油です。精神をリフレッシュさせ記憶力を高めたり、全身の気血の循環を促進させ、疲労回復を助ける働きが期待できます。
ローズマリーの2つの語源
余談ではありますが、ローズマリーの2つの語源について、ご紹介させていただきます。
ローズマリーの名前には、2つの由来があるのです!
- 海のしずく
- マリアさまのバラ
「海のしずく」
ローズマリーの学名〝Rosmarinus〟は「海のしずく」を意味していて、古代ラテン語のロス・マリア=海の雫(しずく)に由来すると言われています。
学名にある、Ros=Dew(しずく)と、marinus=Sea(海)で、「海のしずく」という名前の由来を持つ
浜辺に生息する属性や、少し遠くから見ると、小さな花々の様子がまるで〝しずく〟のように見えたためです。
「マリアさまのバラ」
聖母マリア(イエス・キリストの母)のバラを意味する
「ローズオブマリア」こそが、ローズマリーの語源とも言われています。
聖母マリアが、幼少期のイエス・キリストを引き連れ、追ってから身を隠す際に、白く小さな花々を咲かせていた緑のハーブ〝ローズマリー〟畑の中に、キリストをかくまうようにその身を隠し、その上を、聖母マリアが羽織っていた〝青色のマント〟で覆い包みました。
しかし、緑のハーブと白い花々の中に、青色のマントでは、彼女たちを隠すには限界がありました…
すると、咲いていた白く小さな花々が、みるみると青色に変わり、マリアとキリストの姿は〝ローズマリー畑と一体になり〟奇跡的に助かることができたとされています。
バラ(ローズ)は、聖母マリアを象徴する花だと言われますが、この時のマリアとキリストにとったら、まだ名もなきハーブ〝ローズマリー〟こそが〝心のローズ〟だったことでしょう。
そこから、「マリアさまのバラ」=「ローズ・オブ・マリー」と呼ばれるようになったと言われています。
いかがでしょうか?
アロマセラピストの方なら、一度は聞いたことがある話かと思いますが、私は、このストーリーが大好きです。
素敵な命名の由来に〝ウットリ〟することから、ローズマリーに興味を持ったのが本音ですかね(^^ゞ
ですので、
ぜひ皆さんにも、知って頂いたうえでご使用いただけたらと思いました☆
施術後のお客様
- 「カラダが来た時より、軽い」
- 「全身ポカポカする」
- 「すべてスッキリ感がある」
と、おっしゃっていただきました。
お料理のスパイスというイメージの強いローズマリーですが、精油としての効果&効能も抜群ですので〝スッキリ系の香りの気分〟の時は、ぜひ皆さんも試してみてくださいね!
より詳しく知りたい方は、以下もどうぞ♪