今回は、扁平足(へんぺいそく)についてお話したいと思います。
扁平足が、腰痛や肩こりに影響があるって知ってますか?
「な~んとなくね、でも、私は別に偏平足じゃないからね~」と思っている、そこのあなた様。
始めの画像の方も、そう言っていました…。
しかし、実際は、偏平足だったのです(>_<)
正しい偏平足の確認の仕方
誰しも1度は、自分の足裏を覗いたことはありますよね~(^.^)
あなたの足裏に、アーチはありますか?
この機会に、ぜひ、正しい偏平足の確認の仕方を覚えましょう!
実はあなたも偏平足?「仰向けと立位の比較」
寝た状態では、アーチはありそうです。
偏平足では、ないですかね?
しか~し!
立ってみると、あれ…アーチが少ない( ゚Д゚)
私って偏平足だったの(笑)
始めの画像の方(Aさん)より、アーチは少ないかな。
じゃあ、立ったらもっとなくなるの?(>_<)
あれ…以外とある!
私は、偏平足とまでは言わないかな(*^^*)
立った状態で見ること
つまり、寝た状態でなく。
必ず、立った状態(立位)でみる!ということが最大のポイントです。
まずは、裸足になってペタっと床に足をつきます。
では、横から見てください(p_-)
土踏まずの部分が全て床に付かず、アーチを描くように少し浮いていますか??
浮いていれば、大丈夫!!
えっ?!
ぺったり床にくっ付いてるけど〜という方は扁平足ですね(^.^)
扁平足の原因は?
扁平足の原因は…
肥満や筋力低下といわれています。
それも、大半は大人になってから扁平足になる人が多いらしいんです。
便利になり、歩くことも少なくなっているので現代病ともいえるでしょう(;´∀`)
今後もっと増えそうですね💦
扁平足になると…
そして、扁平足になると内反足や外反足に軸が傾くため、歪みが生じ背骨に負担がかかり、腰痛や肩こりを引き起こすと言われています。
残念ながら…扁平足になってしまったら、関節の緩みなので筋肉をきたえてもなかなか元には戻らないそうです(><)
偏平足(へんぺいそく)改善のヒント
じゃあ、あきらめるしかないの…。
そんなことは、この世に整体院がある限り許しません!
たしかに、速攻法はないのかもしれません。ただ、何もしないよりは、遥かにマシ!という手法なら私たちは知っています。
まずは、少し偏平足を分解してみましょう。
扁平足を分解してみる
まずは、なぜ、寝た状態だとアーチがあるように見えるのか?
第一に、足首の底屈にあります。
人により、底屈角は様々ですが、特に女性の場合は、底屈傾向が強いですよ!
男性は、比較的に背屈傾向が強いですね。
底背屈の関係は
背屈傾向が強い男性の方が、アーチを保っている方が多いです。
第二に、足の後足部(かかと辺り)と、前足部(足趾の辺り)の捻じれ角にあります。
この捻じれ角も、大きくなればなるほど、寝た状態でのパッと見が、さもアーチがあるように見えるのです。
やはり、後足部と、前足部の捻じれ角も、女性ほど大きい傾向があります。
捻じれの考察
女性は、内股(内旋)で歩くため、捻じれが生じるのではと推察します。
足裏は、小さな骨が積み木のように組み合わさってできています。
つまり、大人になってからの偏平足は、筋力低下(運動不足)や、過度な内旋(女性意識)によって、構造つまり、靭帯が緩み、関節に歪みが生じている状態が定着した結果といえます。
さあ、ではどうしましょう?
扁平足に効果が期待できる手技
答えはシンプルです。
歪みの定着した関節を、押し戻しましょう。
特に、親指のリスフラン関節は、押さえておきたいポイントです。
反射区でいうと、胃、膵臓、十二指腸のラインを、丁寧に押し込む感じです。
現在、一般的になってしまった、表面へ強く激しく効かせるリフレクソロジーでなく、リスフラン関節の落ち込みを押し戻すような、強く優しく持続的な浸透圧が理想ですね。
もちろん、普通の足つぼリフレクソロジーでも、強過ぎなければ、有効ですよ!
湧泉と呼ばれる、有名なツボは、とにかく大切です。
足底アーチの歪み(偏平足)の、縦と横のバランスの改善にもなるし、頭の働きもクリアになるし、肚(はら)も入るような…夢のツボです(笑)
重度の方は病院へ
歪みが大きい方の場合、関節の落ち込みを押し戻そうとする行為が、返って、残り僅かとなった靭帯の張力を緩めてしまい、余計に偏平足を進行させてしまうおそれもあります。
まとめ
なかなかゆっくり運動する時間は取れない方が多いかとは思います!
ですが、この情報を知ったことをきっかけに、ご自分のカラダのメンテナンスに〝もうちょっとだけ〟気にかけてみて下さいませ(^_-)-☆
涼しくなった空気感、緑、空をゆっくり見上げ歩いて出かけてみてくださいね🍂